Comments by Dr Marks

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LACMA の BCAM に行つてきた

LACMA(Los Angeles County Museum of Art、ラクマと発音)は有名だが、BCAM(Broad Contemporary Art Museum、ビーキャムと発音)はこれからだ。28日の夕刻、LACMAの東アジア館を閉めた後にまずレセプシオンがあり、BCAMで催されてゐる現代韓国12作家の作品展に行つてきた。

レセプシオンはキャジュアルな服装とは書いてゐなかつたので念のためネクタイをして出掛けたが、服装はそれで正解だつた。しかし、出た物はサンドヰチやカリフォルニアロールさへなく、中華「風」餃子揚げとサラダ、そしてアラレと飲み物だけだつた。ああ、さうさう、駐車場が只になるヴァリデーションはいただいた。

BCAMは現代の「広義の」美術を対象として2003年の60億円ほどの基金が元になつて建築されたもので、LACMAの敷地に建てられたばかりである。写真は3階までの外階段(エスカレータ)を昇りきつたところで日没後の聖林の山々を眺めたもの。

さて、作品だが、私の好みではなかつた。ただ、Do Ho Suh (서도호,徐道濩 1962-)の "Fallen Star" の細かで正確、つまり緻密な作業には参つた。作品の撮影は禁じられているので、ネットで探してくれ。