Entries from 2011-10-01 to 1 month
今日の宅配のニューズ・ウィークは嫌な写真が載っていた。大佐殿の極めて鮮明なご遺体の写真だ。例の冷蔵庫にさらした際に撮られたものだ。それと一緒に大佐殿の黄金のピストルを盗んだ青年(少年?)が、その銃を見せている写真があった。ベルギー製のブロ…
同じ場所から。1940年と2011年。
北アフリカとフランスのユダヤ人といえば、おなじみマコさんの領域だが、第二次世界大戦からイスラエル建国と北アフリカ諸国の独立にかけて歴史を生き抜いたユダヤ人にとっては明日の選択が極めて難しかったろうと思う。マルセル婆さんは1919年にチュニジア…
マルセルが死んだ。月曜日が葬儀。最後に会ったとき、いとまごいに際して僕は「オルヴォワル」と言わず、なぜか「アビアント」と言った。「さよなら」ではなく「じゃ、近いうちにまた」という意味だ。彼女は嬉しそうにほほ笑んだ。ガン・キ・エレフ(גם כי א…
写真はここにあります→ http://markwaterman.blogspot.com/2011/10/associated-pictures-with-comments-by-dr.html ここでは拡大可能。写真をクリックしてみてください。大迫力! 実はお金を払っていないのでハテナでは来月までアップできません。こんなハテ…
この旧帝大(ストラスブール大)にも馬鹿は多いのだろうが、彼らの明日はわからないから あるいはのほうから説明する。士とはサムライ武士のこと、師とは先生のことだ。もちろん日本語の先生にはいろいろな意味がある・・というか、いろいろな種類の先生があ…
頑張って終わらすことにした。猫猫先生こと小谷野敦先生が、筆が進まないなどという気持ちがわからんとか、それに近いつぶやきを昨日していたので、余も頑張った。 アイザック・シンガー原作『チビの靴屋たち』 (もう一つのギンペル物語)第6章 アメリカへ…
ここ開いてみてください→ Watching globalrevolution http://t.co/joMr9BSG via @livestream Twitterでこいつらのトイレはどうなっているという疑問が起こった。当然だ。生きている限りトイレの問題から逃げることはできない。日本では有料のトイレはあまり…
日本からでもいい。キップを予約してみたまえ。ドイツ国鉄なら駅の何番線から乗車するか初めから決まっている。日本の国鉄(JR)もそうだ。しかしフランス国鉄なら何番線から乗車するのか書いていない。書いていないはずだ。その駅に行ってからでないと何番…
今晩(西海岸時間7日夕べ)の街は日没前にたらふく食べてシナゴーグに急ぐ人達で一杯だった。今晩長い祈祷があり、明日8日は一日行事があるシナゴーグに急ぐのだ。たらふく食べたのはヨム・キップールになったら食べられないから。ああ、かわいそうなのは…
清潔だ。床なんか舐めてもいい。以前紹介したUCLAの法科大学院の男子トイレより清潔だ。あそこもいいけど。とくに便器が。これは男子の小用便器ね。窓にはほこりもない。あるレストランに入ったら建物も窓も立派だったのにくもの巣まで張っていた。しかし、…
フランクフルトの旧ユダヤ人墓地は、シナゴーグが焼き討ちされた頃にほとんどが破壊されて、野草が茂る只の野原になってしまった。現在は周囲を塀で囲み、塀の外壁に犠牲者の名を刻んでいて、内部は一般には非公開だ。特別に鍵を借用して撮影したもの。この…
前の記事でノットルダーム大聖堂を背にして北に向かえばそこがパリ東駅というようなことを書いた。北に向かえば北駅ではないかと言われそうだ。確かに北駅もあるのだが、大聖堂を背にした形では、真北はむしろ東駅だ。そして、東駅から少し西の方角に北駅も…
写真はパリの大シナゴーグ、旧ユダヤ人街の一角、そして旧ユダヤ人街(Quartier du Marais)が右手であることを示す道路標識。 Twitterで世界で一番大きいシナゴーグはなどと馬鹿げた話をしたのでお詫びに。旧ユダヤ人町に現在もユダヤ人が住んでいるわけで…