Entries from 2008-01-01 to 1 year
今、多民族のカリフォルニアではガザを巡ってさまざまな思いを馳せているが、標題の言葉は、ゲルト・タイセン(Gerd Theißen [Theissen])が第三の史的イエス研究集団の一部をからかって言った有名な言葉だ。確かに、カリフォルニアにはジムじいさん(James …
細君は今日も仕事だし、今日、仕事の人は日系企業を別にすればアメリカでは普通にいる。「美徳の不幸」というキザな、いや、イキなタイトルのブログを持つ若き宗教学者川瀬貴也氏は、妻が働きに出て自分が家にいるときは「ヒモ」の気分がすると書いていたこ…
この記事はretract(撤回)したほうがいいのですが、間違いの部分を訂正して残しておきます。ま・ここっとさんご指摘のようにイスラエルの入植者はいません。2005年の8月15日からのシャロン首相の撤退命令にもかかわらず残留者はいたのですが、現在、公式に…
この記事の続報です。たった今夕刻6時のABCニューズからです。予定通りの合同平和デモは始まったのですが、初めから波乱含み(私の前記事のよう)で、現在、このデモとは別の双方すなわちパレスチナ・アラブの側とイスラエル側のプロテスト団体が自分たちの…
アニータって誰? ほら、日本人をだまして巨額の富を貢がせたあの人、じゃないよ。聖アン(アンナ、ハンナ、アニータは皆アンのこと)はイエス・キリストのおばあちゃんだ。アメリカ人でなくても自然観察の好きな人なら誰でも知っている聖アン(Santa Anita…
係わり合いになった関係上一言述べなければならなくなった。大本であるブログにコメントしてほしいとの希望もあったが、ご本人が討論を控えておられるのに、そこで何かいうことは控えなければならないと思った。ここに、そのこと(言い訳だが)を書いておけ…
路面電車が通り、噴水が広場にあって、無理矢理人工的に作られたヨーロッパ風まがい物の街角。しかし、青空はカリフォルニアの本物。素敵だよ。土曜日の朝に例の白いセダンの定期検査に行った。朝から行く予定であったのはラッキーだった。出掛けようとした…
けっ、"Cat-Cat" ってなんやねん。いや、おふざけで「猫猫」ブログだからお許しを。ほら、innocent(無邪気)って書いてあるだろう。「駒場学派の歴史(13)」に基づくんだけど、この『歴史』は覗き趣味の塊であるDr. Marks は大好きで読んでいるらしい(ら…
今日はボクシング・デーだ(アメリカ時間で26日)。しかし、基本的にアメリカ人は祝わない。大英帝国の祝日で、クリスマスの翌日に使用人たちが箱(box)に入れたプレゼントをもらい暇を取る日だったらしい。だから殴り合う(boxing)日でないことはわかるが…
ブログ・シャバートなんて嘘っぱち。たった今NBCテレビのニューズで面白い影像を見た。早速ぐぐったらCNNの動画があったので紹介する。可愛いよ。犬がクリスマスで忙しいスーパーに潜入して万引きだ。何を盗んだかというとドッグフードなどには目もくれず、…
標題はいつだって真面目に受け取ってはいけないよ。「正しい」なんてありゃしない、何事にも。今日25日(米国時間)に封切となる映画が多い。それほどアメリカ人はクリスマス・デーには映画に行く人が多いということだ。今日も雨だった。映画に出掛けるのは…
いや、神学や哲学の話ではない。今日の今日まで知らなかったが、英語版WPには Simple English Wikipedia というのがあるのだよ。ところが、これがシンプルどころかなかなか面倒だ。ちょっと私には理解しかねるような項目もあるし、英語に慣れていない(母…
についてご質問をいただいてとりあえず答えておいたが、昔からヨハネはベツレヘムよりは都エルサレムに近く、かつ方角がまったく違う町で生まれたことになっているから、幼時殺しの難には会うことがなかったのである。 参照→http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/2…
ブログの日付を日本のままにしているので変なことになっているが、今L.A.は24日の午後5時だ。今夜のミッドナイト礼拝をするプロテスタントの教会は少ない。クリスマスまで馬鹿にしだしたプロテスタント教会というのは困ったものだ。夕方の礼拝というか、…
本当にそうなのだよ。宗教改革者は目を剥いて怒るだろうが、俺の問答集のほうが適切だ。クリスマスから何を言っていると言われるかもしれないが、期せずして finalvent 氏も、ま・ここっと氏も、そして数か月ぶりに内田ジュ氏を覗いたら「カウントダウン」と…
史的イエス研究からすれば、イエス・キリストの生涯で最も特定しやすい時間(年月日)は、彼の処刑と復活の時だ。もっとも、復活を歴史的事実としてはいけないのであれば、復活の信仰の始まりの日付だ。しかし、処刑(十字架刑)と復活(空の墓)の日付が最…
ホントに驚いたのは細君が現金をもらってきたことだ。私の場合はもうない。せいぜい商品券というところだ。現金は私が出すだけで私が現金をもらうことはない。その代わり、ネクタイなどの品物やお菓子やチョコレートや果物の詰め合わせなどは来る。日本のお…
NBC テレビで夕食時に標題のような番組をやっていた。シンドラーのリスト(Schindler's List)で生き延びた少年の話だった。少年の名はリオン(Leon Leyson)。当時12歳。彼の兄は恋人と残ると言ってリストに載らず収容所送りになって死んだ。解放後にアメリ…
ニールソン君の勇姿、こうやって椰子の木に登り右手の刀で枝を払う(あれっ、これ前に載せた写真だった、まっいいか)嘘。コウイチ弁でなくても英語でちゃんとそう言う。チップ(tip、心づけ)でももちろんいい。こちらはお年玉じゃないんだよ。今、クリスマ…
本家参照→http://markwaterman.blogspot.com/2006_12_15_archive.html
だんだんおかしくなるのでぼかして書く。本家では2年前だからもっと詳しく書いたが、当分はあまりはっきり書かないほうが、いくら日本語でもいいような気がしてきた。オイラの師匠は著書多数。今まで育てたPh.D.は12−13人。今を去ること10余年前に(てか、2…
ひょんなことから「コウイチ弁」という音声ブログをやっている若者を発見した。今年大学を卒業して語学教育会社のマネージャー兼講師だが、独特の語り口で吉本喜劇で使えそうだ。一例を上に紹介しておいた(日本語版)。下の動画が英語版。ただし、彼の日本…
史的イエス研究史の区分といえば、「史的イエス研究」、「新史的イエス研究」、「第三史的イエス研究」の3区分が有名だろう。英語で(この場合の英語でとは「国際的に」の意味)それぞれ、Quest、New Quest、The Third Quest と称する。Questはシュヴァイツ…
夏前に日本でした仕事が決着して、予想通りにクリスマス前に報酬が支払われた。てか、本当はもっと早く支払われるべきであって、待ちあぐねていたものだ。これがなかったら各種税金や保険の支払い時期が迫っていて年が越せなかったわけで、ひとまずは安心し…
Tombe la neige♪ 雪は降る、南の国にも…。ロスアンジェルスとは不思議な町で、波乗りの遊びとスキーが同じ日に可能だ。サンタモニカの海はあくまでも南国なのに、車でしばらく東や北に向かえば、高い山は雪だらけ。いや、それほどでなくてもいい。私の家のあ…
大人の真似はまだ早いFinalvent さんのところで日本にも18歳成年論という亡霊が出ていることを知った。バカな! いい加減にしたほうがいい。アメリカは登録すれば18歳で選挙権も与えているが、なるべく早く21歳に引き上げるべきだと思っている。世界の趨勢だ…
日常性は、死の「確実性」を、このような曖昧な仕方で受け入れるに留まっている―そのわけは、曖昧にされた死の「確実性」が、死ぬことをますます覆い隠して、徐々に弱らせ、かつ死に向かって投げ出されるのを和らげるためなのである。Die Alltäglichkeit ble…
博士候補試験(コンプス)というのは、どれほど印象的かというと、イーアマンのようなとうが立った学者でもときどき口に出してしまうような思い出らしい。 12月13日の記事にいただいたトドさん(トドさんは博士)のコメントを見て思いついたタイトルであるが…
自分の醜さに怖れ慄いて猫猫先生(小谷野先生)が自分のことをブログで「自分の外見が怖くないということを確認した」と書いたことから、finalvent 氏や Antonian 氏が強面についてコメントしている。それにつられて思い出したことを書く。なお、猫猫先生は…
昨日、遠くの分(すなわち海外分)は発送を終えた。週末に国内分を出そうとしていた矢先に、1日違いで先にもらってしまった。私たちは、多分、普通のアメリカ人よりは大量にクリスマスカードを出す。しかし、多分、日本人が出す年賀状の数には負ける。私た…