ブログ・シャバートだけれど、一応、入れておくかハッピー・クァンザー（Happy Kwanzaa）！

今日はボクシング・デーだ（アメリカ時間で26日）。しかし、基本的にアメリカ人は祝わない。大英帝国の祝日で、クリスマスの翌日に使用人たちが箱（box）に入れたプレゼントをもらい暇を取る日だったらしい。だから殴り合う（boxing）日でないことはわかるが、キリスト生誕の日の翌日だから「無礼講だい」ってんで、小遣い片手に飲んだくれてつかみ合いぐらいしたかもしれない。なんでアメリカにはないんだろう。クリスマスは使用人も一緒に祝ったということだろうか。

Kwanzaa だが、アメリカの黒人主義者で「黒人学」の大学教授である通称Maulana Karenga博士が約40年前に始めた（創設した）ばかりのアフリカ系アメリカ人の祭だ。カレンガ博士自身はバプテストの牧師の息子（14番目の子！）だが宗教色はない。また、彼はマルコムＸや共産主義の影響を受けたこともあるが政治色はない。どちらかというと、宗教色を消した形でのアフロアメリカンの文化的な祭の期間（12月26日から1月1日までの1週間）と受け止められている。

まぁ、文化といっても捏造したような文化なんだが、40年も経つと一種の伝統になる。大統領も一応黒人たちに向けて祝いの言葉を掛けるし、テレビなどでもハッピー・クァンザーなんて言っちゃうんだから仕方がない（仕方がないなんて言うと怒られるな）。でっ、今まで愛用の手帳を入手できなかったので今年は別のものを買ったのだが、今日の日付を見るとKwanzaaなんて書いてあるじゃないの！　もう既成の事実だね。さあ、俺も「J&Jの祭り」なんてのをでっち上げて40年も続けてみるかな。

おーい、アメリカは黒人（半分だけど）の大統領になるし、黒人のお祭りがメジャーになったぞー。黒人の国だぞー。アフリカ万歳、黒人万歳！　んで、Kwanzaaだが、スワヒリ語で「初穂」だって。おい、誰か日本語版WPで「クァンザー」の項目を書かないか。今のところ書いてないぞ。Simple Japanese Wikipedia にもなかったぞ。