Comments by Dr Marks

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1918-1949年のアーミスティス・ラインは優れていたかもしれない―ガザ・ストリップの現状未来(少し補足、それでも歯切れが悪いが何とかならないものかと)

この記事はretract(撤回)したほうがいいのですが、間違いの部分を訂正して残しておきます。ま・ここっとさんご指摘のようにイスラエルの入植者はいません。2005年の8月15日からのシャロン首相の撤退命令にもかかわらず残留者はいたのですが、現在、公式には誰も残っていないことになっています。今年の1月から2月にイスラエル軍がガザに侵攻したときもガザ内ではなくガザの外のイスラエル人保護だったのですが、私が勘違いしていました。

イスラエル政府だけでなく、CIAのデータでも残留者なしと読めます。→https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/gz.html#People

イスラムの子もユダヤの子もパレスチナでは仲良しだった。そのようにワシントンDCで仲良くなった個人タクシー運転手のジャマルさんが言っていた。

個人的な甚だイモーショナルで感傷的な感想だが、イスラエル君はそろそろガザ地区(Gaza Strip)への報復攻撃はは諦めたほうがいいかもしれない。うん、わかるよ、ハマスの存在だろ。ガザが実質的に戻れば、過激な奴らは消えてしまうんではないかな、自治政府の仲間に嫌われて。

そりゃー、甘いと言われるかもしれないが、第一次世界大戦以来のもので1949年に合意したArmistice Line はやはり優れていたのではないだろうか。民生の実態を考えるべきだった。ガザ地区はとくにそうだ。あそこに入植させたことで入植者にも恨みを抱かせた。出て行くイスラエルの入植者にはそれなりの補償は必要だろうが、きっぱりと国土としては諦めたらどうだろう。お前ら(自治政府ガザ地区が生活基盤で居座るイスラエル人も)勝手にやれって