んっ、近場しか行かない者が何か紹介するとすれば、ハリウッドとかユニオン駅とか

ハリウッドには色んな着ぐるみが歩いているわけだが、あれは商売だからね。お金を払うつもりがなかったら一緒に写真など撮っては駄目だ。お金を出せと言われるよ。もっとも、お金は１ドル以上ならいくらでもいい。まあ、只で撮らしてもらえると考えるのもいかがなものかと思うが、追いかけてまで金を払わせるこいつらもどうかと思うよ。

ただし、金をせびるのは一緒に写真に納まる場合で、背景として入ってしまったのは構わない。この着ぐるみはスポンジ・ボブ君だ。場所は地下鉄レッドライン（訳せば赤線！）のハリウッド・ハイランド駅の入り口付近。

ユニオン駅の駅舎の正面からの写真はお馴染みかもしれないが、これは駅舎の中の南側中庭のバラ園から駅の正面の塔を撮ったもの。駅舎の中の大理石の待合室は薄暗く教会のようでヨーロッパの雰囲気もある。日本ではもうなくなった赤帽さんにも会える。しかし、駅舎の北と南にある中庭はご覧のように明るい。

ところで、このバラ園と噴水のあるこの南側の中庭が19世紀後半までの中国人街との境界だった。現在のチャイナタウンはもっと北に移ってしまったが、駅舎が建っている場所はかつて中国人街だったのだ。