Comments by Dr Marks

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勉強もしないでノートン・サイモン美術館へ


ガメ氏に勉強しろといわれて今日は論文を読んでいたのだが、昼からノートン・サイモン美術館に客人を連れて行くことになった。広重展があったからだ。しかし・・・ずーーーーーっと並んでいる永谷園の、もとへ五十三次の浮世絵を客人に付き合って説明して歩いたら、そりゃー拷問だよ。(その論文については明日書くかも。約束じゃないが。)

この美術館はとても親切だ。カウンティー立のLACMAとかMOCAなどよりその点は素晴らしい。(所蔵品は劣る。)駐車場ただ。中のカフェーも安い。係員も親切。入場料が安い。帰りにお土産くれたりする。中で一般人でも液体絵の具を使わない限り模写していていい。フラッシュを焚かない限り写真自由。


広重の相撲取りや草花や猫の絵もあった。ぐすん。そうだ、面白かったのは新宿の比較写真だ。上が代掻き(しろかき)中の約百年前の新宿、下が東京都庁が見える現在の新宿、変わらないのは富士の山。(ノートン・サイモンについては:http://en.wikipedia.org/wiki/Norton_Simon 彼はもちろんユダヤ人。ジェニファー・ジョーンズの最後の夫でもある。えーと、彼女はカトリックで昨年死んだ。この美術館の理事。ノートン・サイモン美術館については:http://www.nortonsimon.org/