Comments by Dr Marks

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「はてな」の再評価

このところ忙しくてブログも書けないというのは、学会に来ているからだが、むしろ来るまでが大変だ。(学会のことは本家に書いています。)日常のことを休む分も倍しなければならないので当然忙しくなる。しかもだ、のろまな発表者のお陰でますます忙しくなる。

前回のXX記事の『rento の日記』の大橋教授(いけね、名前とブログ名をばらしちゃった)がのろまの学生のことを書いていたが、のろまは教える側になってものろまだ。本来は数箇月前に提出していなければならない全文ペーパー(アブストラクトではない)を学会前数日、要するに直前になってから出す奴がいるから読んでる暇もなくなる。いつもの速読でなく、自分に関係する部会のものは吟味しながら調べながら読むので簡単にはいかないのだ。途中で図書館に行くようにでもなればますます忙しい。

そのようにして読んでも、いつも感じることだが、体裁のしっかりしたもの、すなわち一目見てプロの仕事と思える原稿は、読んでみて果たしてよく書けている。しかも、ほぼ期日前に提出されている。ぎりぎりに来たものは、体裁もいい加減なら、内容もいい加減。結局読まないほうがいいかもしれない。しかし、一応目を通しておけば、そんな発表は聞かずにスキップし、その時間帯にはよそのセッションに出張できるので、まっ、いいか。

おっとっと、「はてな」の話から逸れてしまった。このブログを9月に始めたきっかけは、猫猫先生がコメントを受け付けないことなどが動機だったが、いろいろと私のほうに誤解もあった。猫猫先生ブックマークという形でのコメントは可能だったのだ。そこで私は、あの100字という制限に忠実に、すなわち五七五の俳句の世界や五七五七七の短歌三十一文字のような禁欲的条件でコメントを書き続けている。毎回ではないが、ほぼ毎回だ。そうすると、この私のコメントに★をくださる方がときどきあり、今回の「『毎日新聞』への公開質問状」への私のコメントには7つも★がある。夕方チェックしたときは6つだったが、今見たら7つになっている。皆様、本当にありがとうございます。そういえば、読者(soorceさん)からの助言で9月20日にカウンターを設置しましたが、今は20,000を超えています。こちらも感謝です。ありがとうございます。

それから、意外と「はてな」の利用者は変なことはしないこともわかった。今頃わかったかと叱られそうだが、実は MySpace では、MySpace が元と思われるジャンクメールが加入してすぐに来た。セキュリティーでスパムに飛ばされてはいるが、やはり嫌なものだ。最後に、どうやら今月の12日から私は「はてな」の市民らしい。市民になったらいろいろな得点があるらしいが、それも忙しくて見ていない。本当の市民のように選挙権があるとかするのだろうか。アテネの市民みたいに奴隷を囲っていいのだろうか。それとも私の日本の爺さん(祖父)みたいに妾も囲えるのかな。←何だこの品の悪さは、蠍座のB型に言うどころじゃないよ。(マタイ伝7章1−5節参照)←あっ、今気づいた。ギリシア語本文どころか英語の小さな聖書も、聖書という聖書は一切持ってこなかった。忘れた! 

学会なんて聖書がなくてもいいことはいいが、ちょと参照したいときは不便だ。こうやって新しく出先で買ったりするから、増えてしかたがない。ホテル備え付けのギデオン協会のものをこっそり持っていこう。しかし、誰かに見られたらはずかしいな。聖書の(自称)専門家が、英語訳どころかギデオン協会の無料本持参で学会出席か。あーあ。