「セットバック」を言い出した一夜明けて、かわいそうなオバマ叩きの始まり

通常、大統領選挙戦の翌日の株価は上がるものだ。しかし、500ポイント近く下がってしまった。オバマだけのせいではないのに既にオバマのせいであるとのコメントが出ている。

まだ、先のことであるのに、大統領職についてから減税の公約などが果たされないと大変なことになるなどとの論調も現れた。もちろん、現実の厳しさについて、オバマや側近は知ってはいるだろうが、実感するのは今日からだ。

オバマは知っているからこそ、昨夜の勝利宣言でも、「セットバック（約束のお預け）」で、すぐには減税などないと言い訳し、一年以内あるいは一期目ではすべてのことを動かすことはできないなどと、公約の反故を匂わせていた。Government can't solve every problem!　（Yes, we can とか言ってるのに、これが言い訳でなくて何でありましょうや。あるいは、大統領になりたいだけの大嘘つきか。）上記の記事をクリックすれば、そのときの演説も入っているから確認できるだろう。

愚民の私としては、自国の大統領なのだから、厳しい中で政策を進めることを理解してやるつもりでいる。むしろ、現実を無視して無茶をされても困ると考え、なるべく微力ながらも協力したいと思っている。ところが、メディアという奴はヤクザだから、手の平返すように、そうなったら苛めだすんだろうな。日本のマスコミも気楽に叩きだすことが目に見えそうだ。