Comments by Dr Marks

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お馴染みの車としばしば出会う

東京で通勤していたときは、毎朝5時に起きて朝の早い電車に乗っていたが、自然と同じ時間の列車に同じ車両に乗ってしまうものだから、いつしか顔見知りができる。とはいっても、私のような性格では、言葉を交わすようなことはしなかった。それでも、たまに見かけない日があったりすると、あれっ、どうしたんだろう、風邪かな、などと思ったものである。

片側5車線くらいで車が洪水のように流れるL.A.の高速道路では、いくら同じ時間帯に同じ路線だといっても馴染みの車ができるとは思わなかったが、結構あるものだ。やはり、L.A.でも毎朝5時に起きる私は、6時きっかりに家を出る。ダウンタウンのバイパスを抜けて車線が多くなると、私は最高速の左端の車線を取るが、右隣の車線でよく見かける車が幾つかあった。

多くは特徴のあるオンボロ車だったりするが、よく見かける車種ならこちらが気づかないだけで、たくさん「よっ、ご同輩」がいるに違いない。中に、たまたまそのときは並んで走ったのだが、30−40マイルの間ずっと一緒だった。似たような通勤をする者がいるわけだ。帰りはまちまちなので、そのような経験はない。また、パサデナの学校はラッシュ以後なので、そんな経験はなかった。

今日の午前の仕事が終わったら、卒業式に来るだけで、それまでは自宅勤務としてもらった。昨日遅くに最後の成績をコンピュータに入力したから、何もすることはないもの。今朝はこうやってブログ書いてんだから。身の回りの品々を整理して、鍵を返して昼には帰る。お馴染みの車にもバイバイだ。