Comments by Dr Marks

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Griffith Observatory(グリフィス天文台)

山火事の際に述べたウィルソン山天文台よりももっと街の中にあり、上野の科学博物館みたいなのがグリフィス天文台だ。いわゆる、研究というよりは教育用の公開天文台だ。そういえば、上野の動物園みたいなL.A.動物園も同じ山の中にある。

また、ここには永遠の24歳であるジェームズ・ディーン銅像がある。そして、そこからはハリウッド・サインがくっきりと見える。そうそう、ここは天文台だから星を観るわけではあるが、夜景が素晴らしい。今日は夜景の写真はないが、ネットに転がっているだろう。また、そのうち夜に行って撮って来るかもしれない。

ここには、12ドル95セントで今年(2009)から50年分(2058)のカレンダー兼文鎮を売っていて、私も机の上に置いている。これを使って2058年まで生きる積もりだ。(えっ、これを使って、とはどういう意味?)命や天体というものは不思議だが、この天文台の展示の中に周期表があって、人間の体の組成(元素)と星の組成が極めて似ているということを教えるものがあった。人は土から生まれ土に還るのであるから(創世記3:19)当然と言えば当然ではあるが、なるほどと納得させられるディスプレイであった。

上野の科学博物館と言えば、まだあるのかどうかは知らないが、ここグリフィス天文台にも慣性で動いている巨大な振り子を使って地球の自転を説明する展示がある。館員やヴォランティアに聞けばいいのだが、私に「この展示はどういうものか」と聞いてきた人がいた。簡単に説明したら、私から聞いた人が、私には何語か知らない言語で、別の人に説明していた。