ユダヤの正月(ティシュリ)料理
メリーHの用意してくれたものだ。な、な、なんと、豚肉料理だぜ。まともなユダヤ人の家庭には持っていかれないが、ウチは構わないというわけだ。メリーHはそれほどでもないが、ハンガリーのユダヤ貴族出身のミスターHは神などいない、と公言して憚らない。
神がいたら、ホロコーストなどないんだ、と…。この爺さんはナチスによって腕に刺青入れられても生きて帰ってこられたのだから、「嗚呼、神様!」くらいは、『屋根の上』のティヴィエみたいに言うのかと思ったのだが、言わない。私が何か言ったら、神義論の世界に行かなければならないので、そっとしておくことにした。
下の記事を書いてから、この記事を書いたら西海岸時間の金曜日の日没となった。日が落ちたのに、新しい年(5770年)が明けたことになる。変なの。