Comments by Dr Marks

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Kosher 日本人女性

ガートルードの娘のナンがエンスィノの実家に来ていた。ガートルード婆さんはリフォーム(改革派のユダヤ教徒)だが、ナンはよくわからない。しかし、ナンの一人息子は、行っていたシナゴーグのラビのせいでオーソドック(正統派ユダヤ教)になってしまい、勉強のためイスラエルに住んでいる。

ナン自身はサンフランシスコに住んでいるのだが、病気になった折、ユダヤ人と結婚しているある日本人女性が蜂蜜と林檎を持ってきてくれた、という話をしてくれた。生活や信仰をユダヤ社会に合わせて、しっかりと生きているそうだ。会ってみたいものだ。

蜂蜜と林檎といえば、新年(Rosh Hashanah)の定番の食べ物でもある。しかし、私は蜂蜜は匂いが苦手なので、どうせなら自分で作ったガムシロップのほうがいい。今日は林檎ではなくて桃を食べた。

そうそう、「Kosher日本人女性」というのは、ユダヤ人と結婚してユダヤ教に改宗した日本人女性を冗談で言ったもの。単にユダヤ人と結婚しただけの日本人女性は Jewish by i---c---n でしかないから、子供はユダヤ人とは言えない。しかし、Kosher日本人女性の子は、イスラエル政府の認める立派な(?)ユダヤ人となる。