Comments by Dr Marks

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ジャカランダがまだ咲いている北の町、サン・ルイス・オビスポは門前町(巨大バーベキュー網、巨大オニオンリングとタコのパウル=パウロ=ポール)

北の町とはいってもロスアンジェルスから200マイルくらいであればサンフランシスコへまだ道半ば。そのサンフランシスコだって、実はカリフォルニア州の真ん中にすぎず、本当はサンフランシスコも州の北部でもなんでもないのに、南加州すなわちサザン・カリフォルニアとはロスアンジェルスを中心に州のごく南部のみを指すものだから、200マイルも北上すれば北の町という感じがしてならない。


実際、昨日の夕方はホテル近くのレストランで食べてからプールサイドでコーヒーを楽しんでいたところ急に刺すような肌寒さを感じたし、今日は今朝から曇り空で寒い寒いと思っていたら、ロスアンジェルスではとうに終わったジャカランダの花がミッションの境内でまだ盛んに咲いている樹を見つけた。そして見つけたと思ったら、町のあちらこちらでまだジャカランダの樹の花は盛りではないか。ああ、ここはロスアンジェルスよりも夏が来るのが1箇月遅いのかと感心してしまった。
 
巨大なバーベキュー網。滑車で上げ下げする。大人の豚の丸焼きだって可能。さすがに牛は子牛まで。というのは半分冗談で(半分は本当)、普通は大きなステーキ肉(2ポンドくらい=1キロくらい)とかリブ、パテ、鶏を焼く。こちらの教会にはよくあるもので、坊主がここで焼いて食うというよりは、教会員のレクリエーションやお祭に使われる。


イカリングは大好きで自分で作る。新鮮なイカを買って来て自分ではらわたを取り皮をむく。皮むきはちょっと大変だが、ペーパータオルや布巾を使ってむくとすぐむける。しかし、そのためにも新鮮なものに限る。さて、これはイカリングではない。オニオンリングだ。つまり、玉ねぎにパン粉をまぶしてフライにしたものだ。オニオンリングはなかなか難しいので、自分では作らない。しかし・・・これは特大のオニオンリング。食べ応えがある。食べながら、なぜかタコのパウル君を思い出した。スライスにされてサラダに混ぜて食べられはしないのだろうか、残虐なドイツ人によって。