Comments by Dr Marks

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客人を案内して、L.A.で唯一日本語で礼拝しているメリノール教会の聖フランシスコ・ザヰエル会堂を、一年ぶりで訪れた

リチャード神父は相変わらず元気だった。日本語は話せても字が読めないのも相変わらずだった。今日は第16主日アブラハムのエンタテインメント(創世記18:1−10)とパウロのコロサイ1:24−28、福音書はルカ伝10:38−42のマルタとマリアが聖書朗読の箇所だった。

彼が自分の母のことを話した。どうやら教会員はどんな人か知っているらしい。人をもてなすのが大好きでアブラハムのように食べきれないほどのご馳走を用意してエンタテインするらしい。だから彼女のニックネームはマルタ。教会員にとっては面白くも可笑しくもないのであろうが、初めて知ったので余と連れは大笑いしてしまった。

後でリチャードが笑ってくれてありがとうと我々に言ったが、実はもっと大笑いであるはずなのに笑えないことがあったのだ。説教の後の連絡事項のところで、心臓の悪い赤ちゃんが手術をしたので祈りに行ったという報告をした。その中で彼の言った日本語は「この赤ちゃんね、小さいのにココロが病気だから」だった。

余はまたもや大笑いするところだったがこらえた。誰も笑わない。そうだよね、深刻な話しだし、英語じゃ「心」も「心臓」もハートなんだ。仕方がない。でも、リチャード、お前、少しは読み書き勉強しろ。そうするとそんな変な日本語は話さないんだ。今度会ったら<勧告>してやる。

写真は早めに着いたのでまばらな会堂。しかし、始まったら結構参列者は多かった。60から70人かな。その後、余はダウンタウンでの会議へ。