この女は誰だ？ ５年で約300億円儲けた一味の一人

他の二人と一緒に2005年の5月に「ハッフィントン・ポスト」（http://www.huffingtonpost.com/）というニューズ・ウェブサイトを立ち上げた一人。というか、彼女の名前アリアナ・ハッフィントン（Arianna Huffington）がサイトの名前になっている。ニューズ的には一般ニューズメディアの後追いだが、そのニューズに関するリベラルなコメントとブログが特徴。その意味では保守陣営の「ドラッジ・リポート」（http://www.drudgereport.com/）の対極のようなものである。しかし、こちらのほうが商業的には成功を収めたと言える。

この女だが、強い訛りの英語でわかるように外国産。ギリシアのジャーナリストの娘でギリシア生まれであるが、父の仕事の関係でイギリスにわたり、ケンブリッジで経済学を修めた。ハッフィントンという名前は共和党の前夫の苗字。現在はリベラルであるが、ハッフィントンと結婚するまでは保守的な言動をしていた。まあ、どういう人間かは彼女のブログでも読んで判断したまえ。

この度、彼女が話題になっている。それは「ハッフィントン･ポスト」を AOL が買ったからだ。代金は日本円で300億円くらい（315, 000,000米ドル）だそうだ。５年の苗木の代金としては悪くない額だ。従業員は数十人の会社。それにしてもなんで買うんだという話もある。引っこ抜くためかな。引っこ抜かれても創業者は一人100億円もらったほうが得かな。