Comments by Dr Marks

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トンビがタカじゃなかった、鷹が鷲を産んだら? カダフィ大佐の息子は建築家で国際政治学者(リビア騒乱の中で)



実は、ようわからんのだよ。わからんくせに書けるのがブログのいいところだ。まさに愚民の日記。だから許してけろや。

リビアカダフィ大佐の次男(サイフ・カダフィ、Saif al-Islam Muammar Al-Gaddafi→http://bit.ly/h51ojM)が今さかんにメディアに顔を出している。いや、実は、彼はチャリティーなどを通しても欧米の社交界ですでに有名らしい。モナコの王家と関係(これ普通の関係)したり、イスラエルの女優と関係(この関係はあっちの関係ね)したりがあったそうだ。女優の名はオーリー、ウィーナマン(Orly Weinerman)だそうだ。アラブ人とユダヤ人! パーフェクト・マッチングやん。

と、ぼけたことを言わんと、ちと真面目に。彼は現在はデモ隊に対して批判的であるが、それは単なる内乱になってしまうことに対する懸念からのようだ。彼の持論はアラブ社会にも民主主義をであり、世界の種々の体制が民主主義を核にして共存するということらしい。だから、リビア政府内部に対しては、今こそ早急な抜本的改革をと主張しているらしい。


彼は現在38歳の若さながら、カダフィー大佐の後継者と目されている。ただし、そのことは、彼がリビア国内でも目立つ存在ということから来るものであり、独裁者の後継者という意味合いとは少し違うらしい。彼はまずリビアの大学で学び理学士(BSc)を取得。建築家でもあるらしい。次にウィーンで経営学修士MBA)、更に名門ロンドン・スクール・オヴ・エコノミーで国際政治学の博士号(PhD)を取得している。

サイフ君は、14歳で空爆を経験した少年時代から戦争の恐ろしさは身に滲みているのだろう。自身はイスラム教徒だが、他の宗教にも寛大であるくらいだから、ユダヤ人の女性と懇ろになるという芸当までできちゃうわけだ。父親のカダフィー大佐は精悍な鷹のような容貌だが、だんだん平和主義者になってきたのは、この息子の影響もあるのだろうか。それともサイフ君はイケメンでにっこりしているが、凶暴な鷲なのかなあ。余にはわからん。わからんのに、また書いちゃった。ごめん。