Comments by Dr Marks

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「キリスト教起源の終焉か? 主観性と歴史手技の交差で転換する所」RBL 2011巻頭エッセイより

Review of Biblical Literature 2011(書籍版)は今日宅配だった。購読者に1年間毎週ネットで届けた書評をまとめたものである。これには、必ずしもではないが、1年間をふりかえった巻頭エッセイが付く。早速、目を通してみたが、あまり著者の意図ははっきりしない。しかし、役には立つので紹介する。

題は “The End of Christian Origins? Where to Turn at the Intersection of Subjectivity and Historical Craft” であり、著者はニューヨーク Union Theological Seminary の Hal Taussig。博士課程でこのテーマを教えてきての感想ではないかと思うような内容だ。いや、だから悪いということではない。らしく分類されているから便利でもあるんだよ。

いつも言うように、ハルちゃんという名前は男だかんね。(Hal をヘルとかヘイルと発音してはならない。まさにそのままハルでよい。)なぜか禿が多いんだよなあ、この名前は。

あっ、この本な。たぶんネットでは無理。講読している図書館探しなさい。