メリーHの料理に挑戦:彼女がゲヴィッチと言っていた実はハンガリアン・グーラッシ
もうメリーHと言う必要もないかもしれない。メリーは去年の今頃亡くなって旦那のレスリーは後を追うように年が明けて死んでしまった。Hはハーシュコウヴィッツ。ホロコースト生き残りであるハンガリアン・ジューの旦那の苗字だ。メリーはルーマニアン・ジューということになっているが、要するに国境で、あっちに行ったりこっちに来たりの地域だから知り合ったんだろう。今となってはわからない。
メリーはいつもゲヴィッチ(giouvetsi)と言っていたが、どちらかと言うとグーラッシ(goulash)なんだよ。実は彼女の味付けは好きではなく、いつもいつもうんざりしていたのだが、秋になって何となく懐かしくなってしまった。なので(←何だよこの「なので」ってぇ日本語は、乱れてるぞ日本人!)自分で作ってみた。ここにサワークリームをかけて食べる。
しかし、考えてみれば、これを大皿に盛って、隅っこにご飯を添えるとゲヴィッチではないか。メリーはレスリーがご飯好きなのに上手く炊けないので我が家で炊いて持っていったものだ。お〜い、メリー!