The Rest of the Comments あのコメントの残り

The Rest of the Story といえば Paul Harvey のラジオ番組。ニューズや時評についてハーヴィーおじさんが率直にかつ紳士的に語るもの。通学通勤時間帯だったのでよくドライヴしながら聞いたものだ。今の激しく粗野なパーソナリティーとは別で、諄々と語った。しかし、番組の終りに “The Rest of the Story, Paul Harvey” と宣言して閉じるのがかっこよかった。

この hatena のコメント欄は書きにくく確認できないのがよろしくない。誤植やタイプミスは適当に読んでもらうしかない。そんな訳で言いたいことの一部分になってしまうので付け足す。

あのコメントとは前回の記事に関するもので、猫猫先生のコメント二つと私のレスだ。

西村博之？→検索WikipediaJP→いや、驚きました。（驚けない現実かもしれませんが。）

匿名が犯罪の温床になっているなど、聞いたふうなことはいわん。しかし、匿名のネット世界が、一種の新興宗教のアミダの世ないしメシヤ待望的に、無名で無学で引き篭もりがちな性格の者にでも飛躍するチャンスを与える夢の世界だというのであろうか。（悪いが、無学とは単なる学歴のことではない。堀江氏や太宰治などは東大に入っても授業には行かなかったが、西村氏も切込隊長も立派な大学を出ているはずだ。←この部分は関係詞が使えないので後から括弧に書くとニュアンスが変わってしまう。ええい、いまいましい。）

彼らがアウトローであるのは、現実世界とのチャネルが足りないからであろう。２ch などとけちなことは言わず、十でも百でも現実とチャネルを合わせた生活をしたまえ。また、それをそのままにしている国民はそのうち世界の田舎者扱いされ、世界の蛮族扱いされかねないではないか。多分、教育が悪かったのであろうな、戦後の。当時のＧＨＱにも責任があるのかもしれん、日教組以前に。

教養課程→教養学部→教養大学院→教養教授。自己も、マスコミはじめ世間も、東大教授は何でもこなせると思っている。事象の表層だけを探り、口頭試問の短答を次から次にこなす感覚で（←なにしろこの技術では秀才だもんね）、つまり教授にまで駆け上がった感覚で、世間に処し世間を騙し挙句の果てに自分まで騙して朦朧とした意識のまま死んでいく。

死後、トラの皮ほど残す物もなく、彼らの著作の山はゴミの山、ゴミの山を青山（←アオヤマとは読まんでくれよ若者）として憩われよ。本来の教養人のＢＡ→ＭＡ→Ph.D. なら、専門以外について矢鱈なことは発言しないもの。専門のない大学教授は怖いものを知らずだから、何でも言えると思っているような気がする。また、マスコミも誰が専門で誰がニセモノかを知らない。あるいは知っていても知名度で読者・聴衆を引きつけようとする。このマスコミには、難儀なことに有名大学卒が多く、ニセモノ教授と根が同じ。嗚呼、曲学阿世の輩よ！　ねえ、麻生さん。

The rest of the comments, Dr. Marks!