Comments by Dr Marks

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今朝の雑感的コメント三つ+一つ「地久節」の翌朝に&お詫びと訂正

Mark Geragos, Esq.

お詫びと訂正:コメントを三つ書いたあと、一つ猫猫ブログの内容に関連して書いたが、誤解を生むし不適切だったので全文削除します。ただし、単純にエレイズすると小谷野先生のコメント(お叱り)などとの関連が損なわれるのでストライクスルーしてあります。小谷野先生が保守でも革新でもないのは『中庸、ときどきラディカル――新近代主義者宣言』などで明らかであるし、天皇主義者でないことは『なぜ悪人を殺してはいけないのか――反時代的考察』などで窺い知ることができます。
 なお、私自分についてですが、私も本当は保守でも自由主義者でもありませんが、好んで「保守」と自称していますので、保守で結構です。ただし、「地久節」を話題にしたからといって天皇制に賛成ということではありません。天皇制については、私は特に意見はありません。というよりも、内政干渉的なことは言いたくありません。しかも、天皇制について云々できるほどの知識もありません。ただ、大昔の論考で結局未刊のままですが(いつか印刷に回したい)A Comparative Study on Tenno's Enthronement and Daijosai or Oonamenomatsuri with King Saul's Anointment and Enthronement(訳すと、『イスラエルの初代王サウルの即位からみた践祚大嘗祭』)という、まさに長谷川三千子ばりの大法螺草稿をいまだに抱えています。 (右上写真は Mark Geragos, Esq.)

(1) 三浦和義はLAに移送されてからの弁護士は Mark Geragos (ガラゴスと読む)らしい。ガラゴスは根っからのロスアンジェリーノ(LAっ子)で生まれも育ちも教育もLAだが、しょっちゅうテレビに出るのでLAで彼を知らない人はいない。それほど有名な芸能人専用とも言える弁護士だ。しかし、いつでも勝つとはかぎらない。マイケル・ジャクソンと同時に弁護した一般人Scott Peterson 君のことは弁護し切れなかったことは記憶に新しい。(スコットは冤罪かもしれない。)

三浦という人は金持ちか? いや、金持ちでなくてもガラゴスは弁護を引き受ける。正義のため? それもあるかもしれないが、彼自身が彼の経営する小さな弁護士事務所の広告塔だからだ。(大きな事務所は数百人からの弁護士を抱えているが彼の事務所の弁護士の数は十数人規模なはずだ。)格安でも引き受けて衆目を集める。

ラゴスは私も好きなタイプで、落ち着いた感じは陪審員の受けもよい。しかし、1957年生まれだって?! あの顔で?(陰の声:お前だって何年生まれだよ。)そういえば彼はよく日系かコリーア系の可愛い=美人系助手(助手といっても列記とした弁護士)を連れているね。裏山師。(←現在の所属弁護士名簿にはそんな女性はいない。やはり黒髪のアルメニア系の女性が多い。)

(2) 大橋先生がお菓子を作っている。きっとその姿は可愛いだろう。ところで、ケンブリッジの優等生で、イギリスのユダヤ系新貴族 Simon Schama の名前を「スカーマ」と書いてしまった話があるが、どうせなら Simon のほうを「シモン」と間違えればよかったのに。そちらはある意味(元々の発音という意味で)正しいのだから。

(3) 今朝のアマゾンからの余計なお世話メールによると、“The Moses Code” という本が出ているらしい。素人の書いた本で、早速、ploy(騙しの策略)だという書評が出ていた。東大卒の大川何某みたいに先人(あるいは先賢)の言葉の寄せ集めだそうだ。どこにでもあるのだよ。(そして何時の世にも。)

(+1) 今、猫猫ブログを読んだ。何だ、小谷野先生はずいぶんと長谷川三千子と親しいぞ。でも、彼女に対しても言いたいことは言っているようだから、まっいいか。そういえば、二人とも保守。白地に赤くではないけれど(白地に赤くはマサチューセッツ州の車のナンバープレート)オイラもメリケン保守。タバコ吸う奴咎めないし、死刑全面廃止反対。←これって少なくともアメリカのカトリック神学者の多くは同じなのでははーん、なんて。理由:カトリック神学的に死刑は「報復」ではなく「社会生活の保全(社会の安寧)」だそうだ。ただし、冤罪を極力避けるため、疑わしきは死刑執行延期。(ところで、神父さんてタバコと酒が好きな人が多いよね。女を好きだとは言えないから。でも、そんな神父さんはオイラも好きなのだ。)
ところで、昨日は昭和なら地久節だったはず。「今日は地久節ですわ」、なんて今どきの日本人は思い出さないが、日系古老のアメリカ人は思い出すのよ。そんなこんなの次の朝の猫猫先生の書かれた側室についての話題だった(http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20080308)。