Comments by Dr Marks

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アホな警察庁と警視庁は解体すべきだ−銃規制、ナイフ規制の小手先法で犯罪がなくなるものか、「汝殺すなかれ」こそ法の法 + お断り

お断り:当方の都合でコメントに対するレスポンスが大幅に遅れることがありますが、悪しからず。遅くなってもなるべく(すべてとは限りませんが)返事いたします。なお、声にならない(コメントにならない)声があることも存じています。基本的に日本のシステムがいいとか悪いとかの問題ではないと考えています。例えば、日本にも確か『警職法』(警察官職務執行法)という立派なものがあるはずですが(そこの「武器の使用」参照)、骨抜きにしてはいけません。近頃はアメリカのゴロツキ低脳文化人もアメリカ版『警職法』をないがしろにしようとしています。嘆かわしいことです。執行者のいない法治国家などありえないわけですから。

こんな記事を見た。呆れた。今度の犯行にナイフが使われたから、ナイフを規制したいと警察庁が言っているそうだ。また、東京都の警視庁と思しき「警察サイド」は、別の記事を見ると歩行者天国をなくしたいらしい。

警官は命を賭して市民を守る尊い職業だと思っている。尊敬する。しかし、警察庁や警視庁のお偉方は、自分たちが安全であればよいと考える単なる給料取り、すなわち税金泥棒だ。歩行者天国に出掛けて天国を守ろうとはせず、みすみす地獄に化してしまった。堕落した警察はすべて解体するほうがいい。やる気のある署長を選挙で選んで、税金泥棒を排除すべきである。

銃規制、ナイフ規制で犯罪がなくなるはずがない。それなら、今回の例で言えば、2トントラックを規制すればいいのか、と茶々も入れたくなる。バカの一つ覚えで規制などしても仕方がない。すればするほど蛇の道が広がって、悪人だけが銃や不法ナイフを入手することになるし、その蛇の道で商売するヤクザ者がはびこるだけだ。(私自身、一部の人にすでに知られた銃規制反対論者だからというわけではない。これは明らかな「規制の法則」なのだ。)

規制は、世の安寧秩序を守るべき警察上層の怠慢に掛けるべきであり、理想を持って警官になった方々の現場の心意気を抑制してはならない。瑣末な法を作って当座を誤魔化すようなことではなく、現行の法をきちんと守らせる社会に資するような警察にならなければならない。(例えば、正当に発砲した警官を問責したりしてはならない。)

また、人倫の何たるかを社会全体が育むためには、子供のうちから「ならぬものはならぬ」と教えるべきである。人が人を殺してならない理由は、子供たちが長じてから、かつ基礎的な訓練を経てから考えさせればよいことであって、子供には問答無用で「人は人を殺してはならない」と教えるべきである。これこそ小手先の規制という法ではなく、法の法であるからだ。

子供たちに納得させるための屁理屈など不要だ。実際は、子供たちが納得していないのではなく、頭の悪い教師が屁理屈をこねている場合のほうが多い。そんなことを教えることができるのは、特殊な状況において、稀なる資質の教師だけに許された特権である。頭の悪い教師たちは、バカなくせに、そのことを弁えずに余計なことを頑是無い子供や理解力のない原初的な学生に吹き込んでいるのでは困る。そのような社会は、堕落し、いずれ崩壊していくのだから、馬鹿どもの責任は大きい。