Comments by Dr Marks

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負けたら終わりか―What a Mistake!

政治など本当は性に合わないのだが、さすがにこの時期は政治に目が行ってしまう。間もなくDMCの2日目、ヒラリーの演説が始まる。実際は、時差1時間なのでコロラドでは始まっているはずだが、LAでの放送はまだだ。

昨日はケネディーの爺もオバマのカミさんも熱狂させてくれたが、今日になったら誰も二人が何を話したのか覚えていないという漫画的な話で大笑いらしい。同じことがオバマ自身の演説でも起こらないとは限らないな。しかし、今日の国際ニューズを見てみると、彼ならどんな采配を執るつもりなのであろうか。興味のあるところである。

オバマは今日も尊大な物言いと態度でテレビに映し出されている。白人労働者の前に出て、生活に満足しているかなどと見下した語りを始めてしまう。嫌われるわけだ。ABCのジョージ・ステファノプーロス(George Stephanopoulos)じゃないが、今回負ければ一生大統領<候補>にはなれない。同じことはヒラリーにも言える。絶対にオバマやヒラリーでは民主党が一丸になれないからだ。

そろそろ始まるな。

(1時間後)今終わった。具体的でよい演説だ。また英語がきれいなんだ。ビルも嬉しそうだったな。しかし、おかしいのは話したのが全部自分のことなんだ。それもそうだな、オバマには何の具体的な政策もなく、あったのはヒラリーなんだから

オバマよりはヒラリーの幟がはためく演説だった。またステファノプーロスが、ある共和党員の言葉だそうだが、ぽつんと言った、。What a mistake not to choose Hillary! 「ヒラリーを選ばないなんて、何という[民主党の]誤算!」彼はメディアの人間だがもともと民主党。ヒラリーでなくて残念だろう。ある共和党員の言葉に託して、彼自身の嘆きなのさ。賢い民主党員はみんなそう思ったはずだよ。

注:どうしてたびたび英語の発音が問題になるかというと、国家元首である大統領としては英語の質がとても大事だから。Dr. Marks は英語の発音に訛りがあるから教授になれない。←これは嘘。