Comments by Dr Marks

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Sundry Sunday Things by Dr. Marks

日曜であろうが仕事中であろうがコンピュータ中毒。繋げるところではどこでも繋いだままにしておく。トイレに立つ間も覗いたりする。現在の自分のIPを念のためにチェック。やや、はっきりと Twentynine Palms から繋いだことがわかるじゃないか。よそに<匿名>では書き込めないな。まっ、増田君になるくらいだから、どうでもいいけど。

(だけど、ブログなんかこっそり覗いてもわかるんだよね。あっ、今朝も Dr. Marks 来たぞ、なんて。滞在時間もわかってるから、何だ見出しだけ読んで帰っちゃった、もっと丁寧に読んでけよ、なんてね。)

Twentynine Palms から実際は少し離れた場所に私はいるのだが、プロヴァイダーの基地はそこなのだ。基地といえば、Twentynine Palms は軍の町でもある。連想は更に進んで、確かKTLAのアンカーであるフランク・バックリー君はこの町の出身だ。多分、両親は軍関係だな。

彼は日米のコミュニティーに関わっているが、普段は日本語を口にしない。だから日本語は駄目かと思っていたら、何だ、流暢な日本語を話すんだよ。母ちゃん日本人だな。

このブログは日本時間で動いている。日曜日ということだが、LA(ルイジアナでなくてロスアンジェルス)はまだ土曜日だ。明日、日曜日の朝は久しぶりに砂漠の町に行く。この旅は、本家ブログを読んでいた方ならおなじみの Dr. Marks の生活の一部である。砂漠の町というのは、LAの東120マイル(200 km)にあるパーム・スプリングズ(Palm Springs)という知る人ぞ知る所だ。(←当たり前だ!)途中に Waterman 通りという所もあり、カジノもあり、巨大な風力発電機も林立している所もあるが、全体的には砂漠だ。しかし、住宅地は緑豊かなゴルフ場の中にあるものが多い。すなわち、自分の家の裏庭からゴルフ場に出ることになる。想像できるように、昔撮った写真を一枚上に掲げる。

ドライブは比較的楽である。クレアモント(大学の町)を過ぎるまでは混むが、その先はおおむね快適で、途中の一部は制限速度が75マイル(120 km)なので80マイルくらいの速度で飛ばせば2時間ほどで着く。85マイルは出さない。絶対に捕まるからだ。しかし、普通は65マイル制限なので、その部分は75マイルまでとし、それ以上は出さないようにするのが肝要。どうして制限速度以上出してよいかというと、警官が計測する際の許容誤差があり、多少超えている程度では絶対に捕まることはない。念のために言うと、95マイル以上の速度違反で捕まると、普通の交通違反ではすまない。Criminal Traffic Violations といって、やばいことになる。

小谷野先生からのコメントで「曽野綾子の『木枯しの庭』は無気味でいいですよ」というのがあったが、まさに「にくしみ」よりは「ぶきみ」。明日の準備で小屋の中の書棚をいじっていたら、曽野綾子の小説が何冊も出てきた。(誰が読んだんだ? 日本の親戚の者が飛行機で読んだものを置いていったのかもしれない。)そこで、ちょっと立ち読み。『花束と抱擁』という短編集を見ていたら、確かに「不気味」な話や表現が多い。ちょっと、引くな、俺。これが「人間存在の真実」なんて言われても、おらあ、やだ。

財布を忘れて飛行機に乗り遅れたAntonian氏や私の知り合いの画家の信じられない忘れ物癖(Antonian氏も画家)を笑っていたら、自宅で採点した答案用紙をそっくり自宅に忘れて出掛けてしまった。こんなのは初めてで、本当に老化かと思ってしまった。しかし、実は私もとんでもない忘れ物はたくさんある。1号分の印刷指定済みの原稿全部。これはコピーがあったので助かった。また、現金を日本円で100万円。これは奇跡的に手許に帰ってきた。あと、何だっけ、あれっ、忘れた。