Comments by Dr Marks

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Expulsion and Rescue(追放と救出)―Yom Kippur(The Day of Atonement、ヨーム・キップール、贖罪日)の日に + 「ハガルの巻」めでたく完結 + 南部博士再び

今日は贖いの日だ。クリスマス・クリスチャンとかイースター・クリスチャンという、年に2回くらいしか教会に行かない罰当たりがいるが、今日、街で見かけたユダヤ人の中には、背広姿で車から降りてきて(No Car Day!)ポケットからしわくちゃのヤマカ(キュッパ)をもそもそと出して被り、しょうがないという顔でシナゴーグに向かう罰当たりも見た。(株が下がって大変なのにね。でも、お前はゴールドで儲けたんじゃないか。)

追放と救出。まあ、Westermann 風のというか、Westermann そのもののタイトルだが、ハガルの巻完結した(←アンダラインをクリック)。読んで涙を流すなよ。罰当たりは泣くわけないか。なお、Westermann を面倒なので片仮名で書いてこなかったが、何と発音するのか疑問の方へ:本当はドイツ人だからヴェスターマンと濁るが、アメリカ人や一部の日本人はウェスターマンと濁らないで発音している。今後も面倒なので片仮名では書かない。

南部博士は日系アメリカ人とされてしまうが、化学賞で更に在米日本人が受賞したので、これで南部博士を加えて今年の日本人は4人だそうだ。南部博士は何十年も前にノーベル賞行く与えられるべきだったのに受賞が遅れていた人だ。非科学的な主張でノーベル賞を得てしまったアル・ゴアのために、ノーベル賞の価値が下がっていたが、南部博士がノーベル賞を「もらってあげる」ことになって、ノーベル賞の価値が上がったと冗談を言う科学者がいた。