Comments by Dr Marks

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名誉市長(self-appointed)としてしばしば訪れる町、ヴェントゥーラ(Ventura)


正面が市庁舎

ヴェンチュラなどと言う人もいるが、一応はヴェントゥーラが正しい。L.A.から101号線で西に向かい1時間半ほどで着く。L.A.とサンタバーバラ市の間にあって、人口10万人、白人種が多く保守層が多い。この点、同様に白人種が多くてもリベラルが多いサンタバーバラとは大違い。正式にはサンブエナヴェントゥーラ市(City of San Buenaventura)だが、単に City of Ventura で通る。

スペイン語の市名 San Buenaventura は、13世紀のイタリアはトスカーナ出身のフランシスコ会士 San Bonaventura da Bagnoregio(イタリア語名)に由来する。1782年の復活祭に建立されたミッションを中心にしてできた町で、ミッションは太平洋に面して建っている。このミッションの前の通りが繁華街であり、その通りもせいぜい1キロメートルくらいの小さな町である。ありがたいことに、昔風に、市中どこでも駐車は無料だ。ただし、喜びすぎて、一台一台の枠の中にきちんと駐車せず、枠をまたいで駐車などすると、即座に違反切符を切られるから注意が必要だ。


101号線を走りながら片手で撮った夕暮れ迫るヴェントゥーラの浜と海(太平洋の向こうは日本)

市長を務める(self-appointed だってば)この町に、まだ別荘は持っていないので(まだ、と言ったって、いつになるかわからないって)泊まるときは「時計台」という元消防署を改造したホテルに投宿する。しかし、たいていは、日が暮れないうちに日帰りで帰ってしまう。今日もそうだったが、意外に道が込んで、L.A.の家に着いたときは暗くなってしまった。ガソリンが安くなったので(高いときの半分以下)、土日にやたらに出歩くのが増えたようだ。