ルーファスがずっと家で寝ているが、ジャック、お前いつ帰るの。

ここ１週間ほど隣家のジャックが留守で、ルーファスはずっと我が家に泊まっている。今もDenに置いた大きな事務机のダンボール箱の中で寝ている。細君の話によると数日前ジャックに頼まれてルーファスの世話に来たという兄ちゃんに会ったそうだが、家で世話してるわい。確かに、ジャックが出かける前に大工が来て猫ドアを付けていったらしく、ルーファスは日に一度か二度は実家（隣家）行っているようだが、ほとんど我が家の庭と家に暮らしている。

可愛そうに、最初の晩は実家に戻って寝ようとしたらしいが、家の中は真っ暗だし寒いから次の晩からは我が家のお気に入りのダンボール箱で寝ている。この子はほとんど野生のエジプト猫だからタオルとか布団は嫌いで、ダンボール箱で十分だ。

薄情でいい加減なジャックだが、それでも子供のときから一緒だからジャックが恋しくなることがあるのだろう。我が家と実家（隣家）の間の塀の上で、ジャックが帰るのを待つような仕草をする。不憫だ。それでも、彼がいなくなってから二、三日は神経質になっていたが、今では観念して我が家に居つくつもりなのか、落ち着いて寝ている。

ああ、ジャックにはいざとなったら携帯で連絡はつくが、あんなアンポンタンに連絡する必要もないわ。ホントに家の子にしちゃうぞ。