ビヴァリーヒルズの一等地は英国人からメキシコ人の手に（ロビンソン･メイ・デパートの跡地）、ふと、まぼろしの西武百貨店ロスアンジェルス店のことなど思い出す

2007年以来、そばを通るたびにどうなるんだと思っていたロビンソン・メイの跡地は、結局今でもお化け屋敷のままだ。そこは日本人旅行客も多いビヴァリー・ヒルトン・ホテルの隣だ。明日、イギリスの国際（jet-setting）開発業者からこの一等地がメキシコ人の銀行の手に渡る。キャンディ・キャンディ（The Candy Brothers）からスリム（Carlos Slim ）な方へ。しかし、落ち目のビヴァリーヒルズだから、これからどうなることやら。→http://www.latimes.com/business/la-fi-beverlyhills-auction19-2010feb19,0,7677065.story

そういえば、およそ半世紀前にウィルシャーとフェアファックスの角（LACMAの近く）に西武百貨店が出店して１年かそこらで閉店となった。あそこで商売すれば何でも流行るということでミラクル・マイルと言われた地域だが、今あの辺りは寂しいな。今後復活するという可能性があることはある。西武じゃない。ミラクル・マイルのことだよ。あの時、西武は４人の大卒女性店員を東京から派遣した（東京女子大２、津田塾大１、青学大１）。英語ができて美人で長身だったそうだ。お茶、お花、日本舞踊等の免状もあり、課長級の待遇だったらしい。