Comments by Dr Marks

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ロスアンジェルスの支那街(中華街)とは―美國在住支那人年寄の幸福


多くのアメリカの大都会には確かにチャイナタウンがある。ロスアンジェルスもチャイナタウンといえば、市庁舎の北数百メートルのところがそうだ。実際、現在のユニオン駅の構内に、メキシコ人と支那人が住んだ大昔の境界線が残されている。

このようにチャイナタウンはダウンタウンにあるので観光客が多いし、また遠来の客が支那料理を所望すれば、やはり連れて行くところはチャイナタウンになる。わが家からそう遠くもないので、格安の支那料理を仕入れるときには、チャイナタウンの仕出屋に行く。

しかし、地元のものは、必ずしもここに来るわけではない。本日日曜日の昼に(西海岸時間)、友人数人に招待されて出かけたところは別の支那街だ。支那町といってもいい。ダウンタウンから十数キロから数十キロの地域は支那人が多く、実に多くの支那料理屋がある。

写真のように店員も客も支那人ばかりのようなところは美味い。そして安い。実は、支那料理はあまり好きではないんだけどね。大勢で安く上げるにはいいのだろう。この辺りはキリスト教徒の支那人が多く、教会帰りに一家で食事というわけだ。

アメリカの支那人の年寄は幸せそうだな。本国じゃ一人っ子が町に出ていて、とくに田舎の年寄は見殺しになっているというではないか。あそこの政府はいいよな。頭でっかちの人口構成になっていても、ろくに年金を払いもしないから、どんどん年寄が勝手に死んでいくのを待っていればいい。レストランで喜んでる美國在住支那人の年寄を見てそう思った。