もう始まった新学期：ロスアンジェルスの三つの高校が今日から新学年新学期

今日のテレビで驚いた。もう学校が始まったんだって。暑くねーのかようー、と思ったが、実際ここは暑くもないし、暑くなったら冷房も入る。なんでも今までの基本的な２学期制（トラディッショナル・カレンダーという）ではなく、４学期制（バランスト・カレンダー）とか、両者の混合が始まっているらしい。いずれの場合も年間180日授業日であることは変わりがない。

これは高校の話であって、大学は基本的には従来の２学期制（セメスター）か３学期制（クォーター、基本的には夏の学期は休みなので計３学期）であるが、大学院などでは勤労学生のために夏に１学期入れている場合も多い。３か月で１学期制のクォーターは、学んでみるとめまぐるしくて教科をフルに取ると死ぬほど忙しいが、教えるほうはセメスターより楽かもしれない。

小学校から大学まで、従来なら９月始めのレイバー・デーまでが夏休みで、その後に一斉に新学年新学期が始まるのがアメリカだったが、これからはいろいろと変わってくるのかもしれない。そうすると、季節感とか日常の習慣・文化も変わるような気がする。（ただし、冬季の長い地域の大学は８月の終わりに新学期ということも従来からあった。）

まあ、もう新学期かと驚いたので書いてみた。日本の人にもめずらしい話だと思ったからだ。多分、こんな学期制も、少し前から流行っているブロック制時間割と同じで、教育学者が大学でやるもんだから、校長たちが実行してみたくなったというだけなのかもしれないな。聖書の話はそのうち書く。ああ、夏休みってすぐに終わってしまうな。