Comments by Dr Marks

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大泥棒のUK人、大英博物館は盗品の山 (おまけとしてスパイ殺人事件その後)カール・マルクス 博士の姿はない

 

 余ではないマルクス博士はここで『資本論』を書いたが、今では書籍はブリティッシュ・ライブラリに移ってしまったので、余であるマルクス博士は本はこんな盗人の館では書かない

写真はもちろん大英博物館の正門。ほら、門扉の先端に趣味の悪い金ピカの泥棒返しがあるだろう。自分たちが大泥棒だったのにいい気なもんだ。教会でもあるまいしきっとドネーション(寄付)の賽銭箱が置いてあるぞ、入り口に。それでもっともらしく、5ポンドでも5ペンスでも結構などと書いてあるはずだ。

気が小さい人なら、さてはこれが入場料かと思って4人家族なら正直に20ポンドも入れてしまうだろう。入れてから気づくはずだが、この賽銭箱は博物館の至る所に置いてあるから、超(馬鹿が付くくらい)お人好しなら、帰るまでに全財産ふんだくられる。まあ、5セントでもいいと書いてあるではないですか、というかもしれないが、そんならレプタ2枚でもいいと書いておけ馬鹿。

そもそもな、只でもいいんだよ。国立だろ。まあ国立でも日本やフランスみたいに金取る国は取るかもしれないが、ロスアンジェルス郡に来てみな。郡立のLACMAなんざ、夕方からは只なんだ。UK人だってNZ人だって只で見せてやる。そいや、オランダも只だな。いやいや、泥棒というのはそういうことではない。ここにある所蔵物のほとんどは盗品なんだ。

凄いことになっているのがスパイ殺人事件。いや、ひょっとしたら殺人ではない、とまで言われだした。何かというと、彼はゲイでセックス遊びが不幸にも死に至ってしまったので、驚いた相方は死体を放置して逃げたという筋書きだ。両親や親族、はたまた野次馬たちまで怒り出した。

いや、ゲイが悪いということではない。政府が(ということは警察も)殺人とは断定できないなどといい始めたことがおかしいというのだ。まだ、正式な鑑識結果が出ていないのにだ。ある新聞はダーティートリックだと言っている。そもそも、2週間も MI6 の上司が居所を把握していなかったというのもおかしい。

なお、米国CIA は、彼がメリーランド州のフォート・ミードの国家安全保障局に年に数回出入りしていることを認め、独自に調査に入ったらしい。対テロリストが彼の仕事だった。