異常に暑くて夜中も冷房のロスアンジェルス

10月も近いというのに異常に暑い、というか今年一番の暑さだ。７月や８月だってこんなに暑くはなかった。もっとも湿度は低いので木陰はそれほどでもないのだが。

年に一度くらいドイツ語訛りの英語を聞きにサンタモニカのモンタナ街に近いフリーデルおばさんの家に行く。日曜日の午後、我が家を出るときの車のセンサーは摂氏で38度くらいだったが、彼女の家に着く頃は28度まで下がっていた。

フリーデルおばさんとの会話は英独ちゃんぽんなのだ。家に入るなり、それほど暑くないね、と余のほうが英語訛りのドイツ語で言えば、彼女は、そうなの、今日は暑いけどともかくエアコンいらないし、とドイツ語訛りの英語で答える。そうなんだ、海岸に近いこの街の家にはエアコンはない。ガスヒーターか暖炉だけだ。

実は我が家の辺りでも30年くらい前ならエアコンがなくてもそれほど暑くはなかったそうだ。地球温暖化というよりは、辺りに高層のビルが建ち庭を潰して駐車場にしたりするから熱がこもるようになったし、何よりも困ったのは午後から来るはずの海からの風がここまで来なくなった。（午前中は屋内が暑くなることはない。）

已む無く夏冬共にエアコン（セントラル）の世話になることになったが、市のクソ高い電気代のせいもあり支払いが大変だ。昨夜は夜中もだったし。今日は40度を越すそうで、全米で一番暑いそうだ。ああ、嫌。