Comments by Dr Marks

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偶然だが今日古典コプト語(サヒド方言)文法書の書評が配信された

Coptic: A Learning Grammar (Sahidic) (Subsidia Et Instrumenta Linguarum Orientis (SILO))

Coptic: A Learning Grammar (Sahidic) (Subsidia Et Instrumenta Linguarum Orientis (SILO))

コプト語の文法書は書評(http://www.bookreviews.org/pdf/7598_8310.pdf)にもあるように珍しくはない。ただ、これはある程度コプト語の知識がある者がサヒド方言に限って学ぶもの。教室用にもなるし、自習用でもある。著者ジョアナ・ブランキーアが実際にベルギーのルーヴァン大学で講義したものらしい。

RBL(Review of Biblical Literature)は会員に定期的に配信されるもので、印刷したものは年に1回刊行される。本書の書評はウィーン大学のハンス・フェルスターがドイツ語で書いている。文法書そのものは英語。

コプト語コプト教会に関する余のかつての記事はこちら。→http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/20110206/p1