小銭しか入らない大道音楽師の歌 #Yiddish Song (Klezmer)
この歌の状況は、標題のようであるとは限らない。小銭そのものの歌と言ってもいいし、なけなしのお金で大道音楽師に好きな歌をリクエストする立場の歌でもいい。
この歌も歌う人によって多少歌詞が変わるようであるが、以下の訳はこのヨウツベの通りに訳しているそうだ。他にもヨウツベはいくつもあるから比べてみるのもいい。
のんびり歌っているように聞こえるが、実はかなりの早口だ。なかなか聞き取れない。
一枚の二十五銭銅貨 (伝承歌 及部泉也訳)
さあさ、私を変えておくれ
二十五銭の銅貨から三つの銀貨に
さあさ、音楽師よ
今なら奏でてくれるね
私の好きな歌を
ヤン、チェ、ラン、チェ
ヤン、チェ、ラン、チェ
ヤン、チェ、ラン、チェ
ヤン、チェレー
さあさ、私を変えておくれ
二十五銭の銅貨から四つの銀貨に
さあさ、音楽師よ
今なら奏でてくれるね
昔と同じ歌を
さあさ、私を変えておくれ
二十五銭の銅貨から十(とお)の銀貨に
さあさ、音楽師よ
昔と同じように奏でてよ
しかし、もっと素敵に
さあさ、私を変えておくれ
二十五銭の銅貨から本物の皇帝金貨に
私は音楽師に言おう
急いじゃならない
ゆっくり奏でてと