Obama's 30-minute TV Ad Is Muscle-Flexing That Has Little Precedent―前代未聞の金権政治

一週間以上前に、「Heil Obama!−漫画が漫画でなくなるとき」という記事を書いたが、その中で私は「前代未聞(little precedent)の金権(muscle-flexing)政治」と表現した。まさにそれに対応するような英語の表現をCNNのネット版でみた。本当は little precedent でなくて without precedent ならもっとよかったのだが、まあいい。ああ、それに muscle-flexing でなくて money-flexing なら完璧だ。

今日は午後一杯図書館の書庫の中でネズミのように這い回っていたのだが、夕方帰宅して夕食の準備をしてからバラック・オバマ主演の30分番組を観ることにした。駄作だね。CBSとNBCと一部のケーブルテレビ買ったらしいが（ABCはなし）、NBCは音声がおかしかったり、何となく素人テレビ番組みたいだし、ともかく暗いよ。クラゲの番組だ。

貧乏（といいながら、結構よさげな家だったりしたが）、離婚、病気、等々と紹介していくが、結局、自分の生い立ちかよ、といいたくなるような内容だった。それにしても、今回も気づいたが、オバマはお母さん似の白人の特徴がかなり出ているね。あれが、黒人かと思ってしまうよ。

それはともかく、彼は前代未聞のことをやった。全米の主要な局（ABCを除く）を買い取ってしまったのだ。自主番組だぜ。自費出版の本なのに、主要新聞に全面広告を載せたようなものだ。Heil Obama! これだけメディアを買い取ってしまう金があったら、「分配の神様」らしく、貧しい人に分け与えればよかったのに。

しかし、今夜の宣伝相ゲッベルス博士の出来はいまいちだったな。もう少し、非の打ち所がないくらいに上手かったら、反対に反発を受けてマケインに有利だったのに。あれじゃ、哀れなオバマに一票ということになってしまうかもしれない。あれっ、ということは、ゲッベルス博士の思う壺か！？！