Twitterより長くなってしまったが、つぶやき、いい日本刀がほしい

今朝、あるオークションに日本刀が出るというので行ってみたが当て外れ。しかし、クズ日本刀でも何振りか手に触れていじっているうちに次第にいい物がほしくなるものだ。いい日本刀は、振ってみて気持ちがいい。日本で大きなホテルを複数経営し、長らく県の名物観光協会会長をしていたが、交通事故死してしまった伯父はいい武具（鎧兜、種子島、槍、なぎなた、大小の日本刀など）をたくさん持っていた。

しかし、経営センスのない息子（つまり私の従兄弟）は伯父の死後会社を銀行に取られ、そのせいか若死にしてしまった。不幸な父息子だった。あの武具も売ってしまったのだろうな。それがわかっていたら一部でも買い取っておきたかった。

そもそも、小学校に入る前に始めて真剣を手にしたのは、伯父の本宅（田舎なのに古い木造の西洋館）の２階でだった。若死にした息子の姉の一人が（つまり、これも私のいとこ姉）、私を２階の武具室に連れて行き、そっと日本刀を抜いて見せ、私に持たせてくれた。この秘密はとてもわくわくするものだった。（ここまで言うと、ひょっとして伯父の名前がばれるかな。ばれても私とは繋がらない、と思うのだが。）