Comments by Dr Marks

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Hm, Very Suspicious . . . けっ、かなり怪しいな

ルーちゃん(ルーファス君のこと)は鳥が大好きだ。毎朝、我が家で(隣家の猫なのだが)コスコの鶏肉の缶詰を食べる。他に、週に2羽くらいは雀を獲ってきて食べるものだから、近頃、朝の雀の鳴き声が減ってしまったほどだ。

どうして週に2羽ということがわかるかというと、必ず自慢げに獲った鳥を見せに来るからだ。獲った雀は長い羽などを残して、ほとんど全てを食べつくしてしまう。本当は魚を獲る猫(スナドリ猫、fishing cat)なのだが、川も沼も近くにないから鳥を獲るらしい。そのことを猫の持ち主である家の向こう側、すなわち我が家の1軒おいて隣の獣医さんのドクター・クマールに言ったら、「そうですね、あなたがいくらウォーターマンでも魚はいないですね」などと訳のわからないコメントをしてくれた。

ところで、この猫は相当に変わっていて、膝に乗るのは嫌いなくせに、誰にでも愛嬌をふりまく。この話をドクター・クマールと道端でしている間も、さかんに仰向けになって腹を見せて愛嬌をふりまくのだ。そして、こちらが徒歩で出掛ける(例えば散歩で)となるとどこまでも付いてくる。そこで、途中で迷子になっては困るし、道路を横切るときに車に轢かれても困るので犬のように散歩用の縄を付けてみたが、縄にじゃれすぎてうまくいかなかった。

この写真は、台所の卵の空き箱の匂いをさかんに嗅いで興味と怖れを抱いている図である。猫は紙袋(かんぶくろ)が大好きなのはわかっている。箱だって同じ。しかし、この卵が入っていた箱は、やはり鳥の匂いがするのだろうか。四方に回ってさかんに嗅いでいたが、最終的には鳥はいないことがわかって、がっかりしたのか、安心したのか、今度は中にもぐって遊びだした。

あっ、何でタイトルが英語かということですか。この猫は英語しか理解しません。