Comments by Dr Marks

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対で覚えるイディオム "Like Father, Like Son" と "Like Mother, Like Daughter"天皇家の巻 (口語英語表現でごまかすブログ No.9)おまけに「勝手におし」の口語表現

週末はブログに訪れる人は少ない。まっ、私も週末は週末で忙しくもあるし、またまたごまかしブログでお茶を濁しておこう。しかも、ちょっと国粋主義者に怒られるかもしれないから、なるべく人が来ないときに「口をすべらして」おこう。しかし、前からこのブログに立ち寄ってくださった方なら、私が天皇制に肯定的でないことはご存知のはず。

しかし、それは私にとっては他国のことなので、ゲイ問題と同じように「勝手におし(Suit yourself または Do what you want)」のがらくた箱にふだんは入っている。おっと、先日の記事で私がアメリカには通算正味14−15年しか暮らしていないと書いたので誤解されるかもしれないから一応断っておく。血筋に日本人があるといってもアメリカ人だよ。アメリカの義務教育は受けなかったといっても、某所の某私立アメリカンスクール(高校)で自分としては母語である日本語よりへたくそな英語で授業もしてたんだよ。だから、アメリカの義務教育レベルのことも知ってる。

本題に入ろう。"Like father, like son" だが、日本語で何と訳すか。うん、知ってるよ、辞書によっちゃ当たり障りのないように「何であれ(良くても悪くても)、家族は同様の行動をする」という説明だ。ブッブー。私だったらペケにする。99%、いや100%、悪い意味にしか使わんのだよ。だから、適切な訳は、「親が親なら子も子」となる。だから、父息子そっくりの親子を見て(この場合、息子が子供ね)、"Oh, cute, awesome, like father, like son, isn't it?" なんて言わんほうがいい。(こっそり、聞かれないように言うなら別だが。)辞書より私を信じなさい。何しろ、英語は14年どころじゃなくもっと使ってるんだから。

普通、母親と娘には使わないが、先年テレビドラマの題にもなったように、"Like mother, like daughter" ももちろん可能だ。十分に使える。「母親がああだから、娘も娘なんだよ」というようなコンテクストで。えっ、何っ? いや、他意はない、他意はない。天皇家のことは言っとらん。

へー、口語英語も第9回目か。誰かまとめておいてね。あっ、俺ってブログで公開したのは原則として(ほんの米粒ばかりの一部の学術的なものを除く、そのつど断ります)著作権なんて主張しないから、リンクも自由よ。そんかし、内容に文句つけんな。間違ってるとかさ。そら、オイラはしょっちゅう間違っとるわい。恐れ入ったか。