面白い写真の紹介：現金が外から見えるようにして送られる郵便物（都市伝説への挑戦）

見えるのは１ドル札なのだが、10枚入っていれば10ドルだから盗まれるかもしれない。えっ、それより現金を普通便で出していいの？　うん、アメリカなんかはいいんだよ。もちろんアメリカでも現金を入れてはならないと信じている人は多いのだが、それは補償されないから入れないほうがいいということであって非合法ということではない（http://bit.ly/9ANxjN）。

写真の封筒は本日アメリカ共和党から送られてきた寄付金募集の封筒だ。裏面に窓が開いていて本物の現金（１ドル札）が見える。何でこんな封筒を送ってくるんだと思ってしまう。意図としては、（文面によると）選挙が近づいたのに党本部から党員（余は共和党員）に現金を送るなんて気違いと思うだろうが、貴君は先に同様にして現金を送ったところそれにも増す小切手を送ってくださったので今回も期待します、ということらしい。

ということで、党本部も米国で現金を普通便で送るのは合法であることは知っている。日本ならどうか。昭和22年制定平成17年改訂の郵便法17条によれば現金は書留で送らなければならない。そのように書いてある（http://bit.ly/cvLGhN）。しかし、余はしばしば日本の会費などを普通便に現金を入れて送る。日本は小切手が普及していないので困るのだ。カナダに金を送るのだって小切手ですむのに、日本は郵便局でマネーオーダーを作らなければならないのが面倒だから現金をそのまま入れて出している。

さて、これは合法か非合法か。答：合法。発信国で合法の郵便物は受信国でも合法郵便物として扱う。でも、ちょっと試してみるかな。共和党のような封筒に現金を入れて日本に出してみるのだ。結果やいかに。