Comments by Dr Marks

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イスラエルの歌手エティ・アンクリ(Etti Ankri, エステル・アンクリ)の歌


今日はハヌカの三晩目。昨日、二晩目にイスラエルの映画『新地(New Land, Aretz Hadasha)』を観た。二度目だった。1993年の作品だが、扱っている時代は1948年のイスラエルの建国から数年目のようだ。明確ではない。映画の中の言語は、ヘブル語、イーディッシュ語、ポーランド語だが、DVDはヘブル語か英語の字幕を選定できるようになっている。(参照:http://www.israelfilmcenter.org/israeli-film-database/films/new-land

この中で少年が歌うハヌカの歌が美しいのでYouTubeで探してみたが見つからない。まあ、マイナーな映画だから仕方がないと思った。探していたら、エティ・アンクリのヨウツベがやたら出てくる。それもそのはず、主人公の兄と妹によくしてくれるローザという脇役として、この映画に出ていたのだ。

エティ・アンクリ(エステル・アンクリ)については、イスラエル人の間でも好き嫌いが激しいらしい。彼女は1963年にテルアヴィヴとエルサレムの間にあるロッドで生まれた。両親はチュニジアからの帰還民であるからセファラディ系ユダヤ人だ。シンガソングライターでロックから始まったが、今頃はクリスチャン風に言えばボーンアゲインのユダヤ教徒で、超正統派のユダヤ教に目覚めてしまったらしい。(参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Etti_Ankri

紹介する歌は暗いが映像が面白いので取り上げた。題は『どれだけの間(How Long, Ad Matai)』。忘れてしまうのも時が必要。自分は弱いのに、どれだけの間待てばよいのか。まあ、そんな内容であり、暗い。暗いけど面白い。その他にも彼女の歌はヨウツベでいろいろ出てくるでしょう。