Entries from 2008-08-01 to 1 month
コメントにならないコメント−38(ヴァメーシュの『イエスの復活』「パウロにおけるイエスの復活」前編) 古代コリントのアポロ神殿 福音書のみならず新約聖書中のイエスの復活に関する記事の多様さは、ひとえに記者自身の解釈の相違にすぎないだろう。それで…
The Dark Knight(night じゃないが発音は掛詞的)は先月封切だが、今日本で見ることができるのだろうか。エントリーの標題どおりだ。悪役ジョーカーのメイクも馬鹿みたい。そのためではないのだが、芸術家(絵描き)で引退古美術商のノーベル小母さんが、面…
個人情報を曝すということではない。裁判官Fなんていくらでもいる。これから紹介する人となりだっていくらでもいる。というのは、先日、このLA在住の日本人の友人がこのブログを見て、2万ドルを2回払っても気づかない金持ちってどんな人と聞いてきたからだ…
英語の of を何でも「の」にしてすましている翻訳者は、中味がわかっているのかどうか疑わしいことがある。日本語でもシンタックス(syntax 統語論)としては、「の」が所有を意味するとは限らないからである。インドヨーロッパ系の古典語あるいは古典語の文…
今日は中国語で言えばパーパーパー(888)の三馬鹿パー日で中国北京オリンピックの開幕日、しかも週末の始まりということで、いくらヴァメーシュの本を詳細に紹介したところで読者は少ないんだな。少なくても終わりまで続けるけど、今日はfinalventさん流…
コメントにならないコメント−37(ヴァメーシュの『イエスの復活』「使徒行伝におけるイエスの復活」) 再びカラヴァジオの絵となってすまないが、Dr. Marks お気に入りの絵なんだ。若いパウロが倒れているだろ、見つめているのは年老いたパウロだよ、きっと…
LACMA 正面玄関(ウィルシャー通) ガキの溜まり場。「父さん食べ物取ってきてよ」、「自分で行け」。こら、ガキはワインなど飲んじゃいかん! こんなに食うのかよ、デザートやアイスクリームももあるんだぞ まず、日本館で伊藤若冲を見ようとしたのだが、一…
コメントにならないコメント−36 (ヴァメーシュの『イエスの復活』「イエスの復活に関する説明を吟味するための予審」) ソロモンの知恵 Raphael Sanzio (1483-1520) 本審判に入る前に予審というのがあるが、ユダヤ教の裁判でもそうなのか確かめたことがなか…
コメントにならないコメント−35 (ヴァメーシュの『イエスの復活』「イエス自身の復活に関する福音書の説明」続編) vs. "Tom" N.T. Wright and David Friedrich Strauss 今日は久しぶりに暑い日だったが、確実に秋の迫りは感じられた。昼頃にコスコ(Costco…
この絵は、4人の福音書著者を、それぞれのマスコットで描いたコプト語(エチオピア語)の説明付きの作品。左上から時計の逆回りで、マタイ(人間)、マルコ(ライオン)、ルカ(ウシ)、ヨハネ(ワシ)となる。真ん中? もちろんイエス・キリストだけど、何…
まだ早いが味は最高。お店で買ったブドウでは味わえない。グリムの灰かぶり娘のようにもらった小枝をビンに差していたら、あら不思議。根が出てきた。翌年春に前庭に少し掘って差しておいた。その翌年に葉がたくさん付いたが、実はならない。その翌年、去年…
コメントにならないコメント−34 (ヴァメーシュの『イエスの復活』「イエス自身の復活に関する福音書の説明」後編) The Disciples on the Road to Emmaus, James Tissot (1836-1902 French), Jewish Museum, New York 『エマオへの道』ジェームズ・ティソッ…
コメントにならないコメント−33 (ヴァメーシュの『イエスの復活』「イエス自身の復活に関する福音書の説明」中編) Peter and John Running to the Tomb by Eugène Burnand (1850–1921) スイスの写実主義の画家でウジェーヌ・ビュルナンの『墓に急ぐペテロ…