Comments by Dr Marks

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猫猫先生こと小谷野敦博士のこと

Oscar ♂ 2-yr old


驚いた。思っていたより若い。40代かと思っていたが、私よりずっと若い。37歳とは。若さゆえに物議を醸すわけだ。しかし、逆に、37歳ならまだまだ前途有望―もちろん前途多難の部分もあるだろうが、若さは強力な武器だ。今のうちなら、何を言ったって皆が許してくれるのだろうが、骨のない奴よりよっぽどいい。

その前に、先日、私の誤植を指摘してくださったのは、小谷野先生と信じていますが、違いますか。どなたにしても、ありがとうございます。

はてな」の紹介は読んでいたが、今日初めて日英両語の Wikipedia での彼の紹介を読んでみた。普通、よほどの人でないと英語版はないが、彼についてはあるので心躍って開いてみたら……唖然。

小谷野先生、日本語版だけでなく、英語版もチェックしなきゃ。タイプも出鱈目だし幼稚な英語での紹介で、「なんだ、この記事は」といぶかしがられるに決まっています。削除要請するか自分で直すしかない。聞けば Wikipedia の常連というではありませんか。もっとも、東京大学の英文表記が違っているので、まさか本人が書いているとは誰も思わないからいいが、ちょっと小谷野先生の沽券にかかわるような記事の質ですよ。

もっとも、内容的に小谷野先生を傷つけるものではないので、小谷野先生のファンの一人がよかれとして書いたのでしょう。気持ちはわかる。しかし、英語が書けないのに無理する必要もない。時には迷惑がかかる。

小谷野先生は、カナダかアメリカ辺りで比較文学と称して自分の得意なことを教えているほうがいいのではないか。英語で一般講義ができるかどうかはしらないが、37歳なら1年も教壇に立つうちに上手くなるだろう。アメリカの外国人教師なんてみんなそうだ。また、ある程度のレベルの大学院なら、日本語で講義するセミナーを持てばいい。私くらいに日本語のできる学生はざらにいるので、彼らに自分の本を買わせて読ませ、授業では彼らに発表させていればいい。Term paper も日本語で書かせる。

しかし、その前に、英語の論文を少し用意しておく必要があるかな。わからん。少なくとも、日本での就職は今のところ無理でしょう。どうしても東大教授になりたければ、外国で教えてからでもいい。東大の定年が延びたのだから

この猫はフロリダの病院にいるオス2歳の Oscar 君。ある特殊な才能があり、全米で有名です。