Comments by Dr Marks

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久々の英語フレーズに関する駄文だけど(Come in !, Come inside !, Come on in !)

こういう日常英語は、あまり辞書見てもよくわからないと思う。日常のコンテクストの中で自然と使い分けているものだからだ。もっとも、そうは言っても、人により異論はあるかもしれない。だから、私の生活感覚での違いであると初めから断っておこう。その上で、ああ、それでも何となくわかると思ってくれたら、お気に入りの星でもくださいな。

私の感覚と言ったが、私の母語は日本語であり、英語圏で英語でも生活しているというだけである。しかし、私は多くの言語を、私の専門とする学問の性格上、また私の個人的好みとして学んできたので、言語そのものに関する目の付け所などは割合と当を得ているかもしれない。前置きはこのくらいにして、以下に結論。

1) Come in !   (訳例:「どうぞ!」)

例えば、誰かがあなたの部屋の閉まっているドア、あるいはドアは開いているが許可を求めてドアまたは柱をノックした場合、もしくは言葉で入室を乞うた場合に言う言葉。Knock, knock . . . Come in !(ノック、ノック ・・・どうぞ!)といった具合。

2) Come inside ! (訳例:「さあ、お入り!」)

例えば、誰かが、あるいは猫や犬が、雨降りの外に立っていたなら「(外にいないで)さあ、お家に入んなさい!」と呼びかける際の言い方。Oh, my dear, it's cold outside. Come inside ! (おや、まあ、外は寒いのね。お入んなさい!)といった具合。

3) Come on in ! (訳例:「おいでよ!」)

例えば、玄関口かどこかの入口で、遠慮したり躊躇したりしている人に向かって、「さあ、(ぐずぐずしないで)おいでよ!」という場合の言い回し。Hey, everybody, come on in and sit ! (おい、みんな、入って座ってくれよ!)といった具合。

えーと、以上はあくまでも通常の場合であり、上の言い回しにはいやらしい意味もあったりするのでご注意のほどを。終り。