ロスアンジェルス小東京にある杉原千畝(Chiune "Sempo" Sugihara)の銅像の前を通った
今朝、用事があり杉原千畝(1900-1986)の銅像の前を通った。彼は日本人版シンドラーでリトアニアのカウナス領事館でユダヤ人に通行ヴィザを発給し数千人の命を救ったといわれている。この銅像はこの地のユダヤ人たちが建てた。そういえば、1960年代から1970年代にかけて彼のご子息はロスアンジェルスにいたらしい。余の家族もその息子にここで会っている。
通りかかって、ふと見ると、銅像の杉原がヴィザ(あるいはヴィザを書き込んだパスポート)を差し出しているのだが、そのヴィザの先が光っている。こすれているのだ。わかった、ユダヤ人たちが、この写真のように受け取る仕草をして触っていくのだ。感謝を込めてそうするのだろうが、これが日本式に流行すると困るな。
つまりだ。「グリーンカードや労働許可証を早くください」のげんかつぎ(お守り)でみんながやりだすとますます薄くなってしまうわい。真似するなよ!