Comments by Dr Marks

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「ありがとう」と言って食べる文化と「ありがとう」と言って食べない文化

今、余はTwitterのアカウントを二つ持っている。一つは英語とイーディッシュ語専用であるが、ここ数週間つぶやいていない。もう一つは日本語を主にしたものだったが、昨日からドイツ語でしかつぶやかないことにした。

なぜドイツ語かというと、ちょっとフランス語などではつぶやきが慣れていないので英語の次に使えるドイツ語というわけだ。いや、大したドイツ語力ではない。書くとなるとしょっちゅう間違えるであろう。しかし、もう日本語ではつぶやかない。実はそういう契機となることがあったからだ。

まあ、細かく言うとまた誤解されるので言わない。しかし、日本語で話したくなったらこのブログに書くことにした。つまりは日本語による憂さ晴らしなので読む方々にとっては迷惑であろう。

そこで、多少は役に立つこともと思ったのが本日のタイトルである。先日、日系の日本語を話す教会に行って昼食をご馳走になってきた。ランチサービスとか好きなんだな、日系教会は。

そこで気づいたのは、日本語環境では「お食べになりますか」と聞かれて「ありがとう」と言って食べるということだった。英語(まあ、ドイツ語もだが)では、食べたいときは「ありがとう」でなく、「喜んで」のような返事が一般的だ。

英独などでの、食べたくないときの No thank you の意味の「ありがとう」のほうが多いと思っている。異論のある人もいるかもしれないが、「ありがとう」と言ってしまったら食べさせてもらえないこともあるということは、知っておいたほうがいいかもしれない。

さて、では英語やドイツ語でどのように答えるかであるが、いろいろな聞き方をされるだろうが、食べたいときの答は Yes, yes, yes(ドイツ語なら Ja, ja, ja)と強調するだけでいいだろう。何っ? いい加減? それでいいんだよ!